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鍼灸で膠原病を治せるのか?

膠原病とは、1つの病名を言うものではありません。1942年にアメリカ人のクレンペラーという人が発見したいくつかの病気をいい、細胞中の線維性組織や血管などにフィブリノイド変性をきたす病気です。

主な膠原病に、慢性関節リウマチやリウマチ熱、全身性エリテマトーデスや強皮症、多発性筋炎などがあります。

また膠原病に似た疾患、膠原病類似疾患としては、ベーチェット病や強直性脊椎炎、ウェグナー肉芽腫症やリウマチ性多発筋痛症、混合性結合組織病や大動脈炎症候群などがあります。

このうちどれもが感染によって起こるものではなく、また非腫瘍性で、全身に炎症が起こる場合がほとんどです。多臓器の障害が起こることで様々な症状をきたし、慢性的、かつ、再発性が高く、女性に多い病気でもあります。

膠原病の治療法は、副腎皮質ステロイド薬による投薬治療が中心になります。またその補助的なものとしては、非ステロイド性抗炎症薬や免疫抑制薬、抗リウマチ薬などの薬剤を使用します。

糖尿病がある方は特に副作用には注意しなければなりません、また潰瘍がある場合も同様です。骨粗鬆症への発展や無菌性骨頭壊死、感染症の多発などの可能性もあります。

また副作用が大きく懸念される場合は、鍼灸治療がお勧めです。病院での対症療法は一時的、と早期に判断し、鍼灸で治癒力向上に重点を置く方は多くいらっしゃいます。

鍼灸では内臓系、五臓六腑に鍼をして気を調整します、また自律神経の乱れを調整することも治癒力アップのためには欠かせません。

膠原病には生活習慣の見直しも大切です。口呼吸、つまり鼻ではなく口から呼吸したり、冷え性や冷たいものを多く摂ること、睡眠時間をあまり取らなかったり不規則な生活をすることなどには要注意です。

鍼灸にかかる時も、病院と同様にできるだけ病気についての知識を深めていくことが大切です。病名を聞いてそれほど難しい病気ではない、という甘い判断がずっと尾を引くことがよくあります。