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変形性膝関節症のリスクについて

変形性膝関節症では、肥満が大敵、つまり大きなリスクであるというのが定説です。変形性膝関節症はその原因が今だに解明されていない病気ですが、発症する可能性を高めるものとして、この肥満がもっとも大きな影響を与えていると言われています。

体重の増加は、すなわち膝への荷重を増加させることですが、しかし増加した体重そのものが膝にかかるのではありません。

歩行している場合、膝には体重の約2倍から3倍の体重がかかりますが、5キロ重量した場合は、その3倍の15キロがかかります。

このように膝には大きな荷重がかかりますので、膝の関節軟骨の負担はより大きくなり、軟骨の変性は促進されて、痛みを起こすまでの運動量も徐々に狭まってきます。

また体重の増加の他にも変形性膝関節症の発症の危険性を高めるものとして、大腿四頭筋の筋力低下、激しい運動を継続すること、O脚などがあります。特に日本人の場合はO脚タイプの方が多く、より関節を痛める可能性が高くなってしまいます。

この他、肥満は変形性膝関節症にとって強いリスクファクターとされていますが、発症後の進行に関わるリスクとしてはそれほど影響は大きくないという研究データがあります。

アメリカの大学にある医療センターで試験されたデータによると、肥満による変形性膝関節症発症後の進行はそれほど大きくない、またはほとんど無いのに対して、変形性膝関節症が認められない方の発症はとても多い、ということが明確に示されたとのことです。

このことから、肥満は進行よりも発症リスクが特に高いというのはどのような理由からかが気になりますが、正確なことはわからないようです。

しかしもちろん肥満を解消したほうが進行も狭まりますし、それだけ治療に対する自信も強まる、ということには変わり無いと言えます。

大腿四頭筋をいくら鍛えても、もちろん肥満は無いほうが望ましく、また肥満は膝だけでなく様々な習慣病の元になりやすいため、習慣病は膝の治療に大きく影響します。